Takeda CPTA Office

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フリーランスクリエイターのための確定申告Q&A

フリーランス・クリエイターへのインボイス制度の影響は?

Question

Q

フリーランスのクリエイターです。
今まで消費税の免税事業者でしたが,インボイス制度が始まると,私にも影響があるのでしょうか?

Answer

A

消費税の免税事業者であっても,インボイス制度による影響は大きいといえます。

消費税の計算の仕組みの影響で、取引先がインボイスを発行できるかどうか、つまり消費税の課税事業者かどうかという点は、取引先を選ぶうえでの判断基準の一つになる可能性があります。

また、フリーランス・クリエイターなどのクリエイティブ事業者にとっての負担は、消費税の納税負担だけではありません。請求書のチェックや消費税の申告に係る業務負担も、大きな負担となる可能性があります。

取引先とのコミュニケーションをとりながら、インボイス制度の開始までにその影響を見極め、慎重な検討と十分な準備を行う必要があります。

インボイス制度の理解のポイントは?

インボイス制度と今後の取引への影響を理解するうえでのポイントは、クリエイターにとっても身近な存在である「請求書」にあります。

取引先への請求書の発行は、フリーランス・クリエイターにとって欠かすことのできない業務の一つですよね。

この点について詳しくは、「請求書から理解するインボイス制度—個人事業主・フリーランスへの影響は?—」として、WEBコラムを寄稿しました。

ご参考になれば幸いです。